
高村タチヤナのホームページへようこそ
刺繍という「糸」と「針」の世界を歩みだしてから、ほぼ半世紀になります。
刺繍には日本古来のもの、また、西洋では教会から生まれ発展した刺繍など数多くありますが、その間、時代の変遷と共に新素材が生まれ、それらを生かした伝統的な手法を継承しながら、世界の各地で刺繍芸術が発展してまいりました。
日本の帯にみられる糸を爪でかき寄せる技法として「爪綴れ織り」(つめつづれ)があります。その糸を使っての作品として「ゆり」(百合の花)や「まとい」(江戸時代の纏)を制作しました。
また、アールヌーボーのデザインを基にして、刺繍を二重のガラスの中に埋め込んだ「飾りガラス皿」やデコバージュの技法をとりいれた器を制作しました。これをアールヌーボーの本拠地であるフランス・ナンシーの伝統芸術祭に出品しましたところ、フランスのアーチストからおほめの言葉を頂きました。
いつもテーマを設定しながら刺繍作品を生み出し指導することを喜びとしておりますが、その中でもお客様や会員に特に人気が高く、しかも出来ばえの良かった作品に「染めと糸で描く、私の思い出の映画」があります。これは古くはチャップリンから現代の映画まで、いろいろな名場面を題材にしたものです。
また、第34回展では「世界遺産」でした。針を運ぶたびに数百年の人類の宝を思い、その心を大切にしながら作り上げました。そして「白神山地」を共同製作いたしました。刺繍作品として出来上がった喜びはこの上なく大きなものとなっております。
(2005.3.衆議院議長公邸へ寄贈致しました)
第35回展は「こころ踊る、世界の祭」を発表致します。数えると本当にたくさんの祭が世界中にあり、大小数かぎりない祭の中から刺し手がふる里の思い出と共に作品と共によみがえらせたもの、世界を飛びまわり折りよく祭と出逢い感動したものを作品に表現したものと様々です。前回の遺産は、遺産と云われるだけ重々しく歴史を感じるものでした。祭の中にも歴史的なものも多くありますが、どの祭をとっても動きのある楽しい作品として仕上りました。どうぞお楽しみ下さいますようお願い致します。
NHKで三回にわたり放映され社会現象になっている「冬のソナタ」という韓国ドラマは、忘れていた韓国を思い出させる記憶の贈り物として高村の心によみがえりました。刺繍作家として又、生れた故郷との刺繍での文化交流をソウル2004.10.13~10.16の間韓国刺繍文化協会の作家と共に作品を展示し交流を持ち、「冬のソナタ」の名場面を刺繍にして本に致しました。
このたびは韓国の先生方をお迎えして、日本との文化交流を致します。どうぞ韓国の素晴らしい刺繍も合わせて御覧頂きとう存じます。
念願のバラの本も出版致しますと共に、No第12の図案集も併せて出版となります。
ご来場されたお客様に少しでも楽しんでいただけましたら、私共心より嬉しく存じます。
高村タチヤナ手芸研究所主宰 高村タチヤナ
麦の会会員一同
| 朝鮮半島江原道で生まれ、1945年に日本に引き揚げる | |
| 山脇服飾美術学院卒 | |
| フランス刺繍をイルゼ・ブラッシ氏に師事 | |
| 1970年 | 研究所グループ展を開始 東急百貨店、原宿ルセーヌ館、原宿ドレクセル、池袋、銀座アートホール等で34回開催 |
| 1995年 | 国際文化交流の一環としてフランス パリで作品展開催 |
| 1997年 | 研究所グループ展の30回記念展を原宿ルセーヌ館で開催 新しく「色糸で綴るガラスの世界」を発表する |
| 1999年 | フランス ナンシー市開催のジャパンフェスティバル、アールヌーボー100年祭に 「ガラスの作品(アールヌーボー)」を出展 |
| ニードルワーク展 第1回~第9回出展 | |
| ニードルワーク展 アメリカ展、巡回展へ出展 | |
| 2000年6月 | ベルギー(ルーベン市)ジャパンフェスティバル出展 |
| 2002年11月 | 第33回研究所グループ展で「世界の映画」を銀座アートホールにて開催 スペイン(グラナダ)ジャパンフェスティバル出展 |
| 2004年4月 | 第34回研究所グループ展で「世界遺産」を銀座アートホールにて開催 |
| 2004年6月 | オーストラリア(パーマストン)ジャパンフェスティバル出展 |
| 2004年9月 | 東京三越池袋店にて高村タチヤナ秀作展を開催 韓国ドラマ「冬のソナタ」のロケ地をスケッチした「糸で綴る冬のソナタ」の本を自費出版で発表 |
| 2004年10月 | 13日~15日 韓国(ソウル市)日韓親善交流刺繍展を開催(日本大使館広報文化院) |
| 2005年3月 | 世界遺産「白神山地のブナの原生林」(160cm×280cm)衆議院議長公邸へ寄贈 |
| 2005年11月 | 第35回研究所グループを銀座アートホールにて開催 日韓親善交流刺繍展を共催(駐日韓国大使館後援) |
| 2006年5月 | 日韓親善交流刺繍展をソウル韓国日報社にて開催 |
| 2006年6月 | 北朝鮮金剛山へ入山 |
| 2006年10月 | 9日~12日 アメリカ(ニューヨーク)国連本部ギャラリーへの出展 |
| 2007年4月 | 自伝「追憶の旅・冬のソナタ」を右文書院より出版 9日~15日 第36回研究所グループ展を銀座アートホールにて開催 |
| 2008年11月 | 3日~9日 第37回研究所グループ展を銀座アートホールにて開催 第4回日韓交流刺繍展を共催 |
| 2009年5月 | 12日~6月1日 プロバンス・リヨン・ナンシー・パリ 各都市にて展示会を開催 |
| 2010年4月 | 13日~18日 第38回研究所グループ展で「花鳥風月」を銀座アートホールにて開催 |
| 2010年5月 | 11日~15日 ソウル仁寺洞展に出展 仁寺洞アートセンター |
| 2011年5月 | 自伝「追憶の旅・冬のソナタ」が日本自分史大賞 優秀賞受賞 |